研究内容

元々は社会化プロセスにおける逸脱・同調について非行と家族関係を手がかりに大規模調査やインタビューなどを組み合わせ研究していました。

現在は“出来心”で突発的に行ってしまう逸脱（万引き等）の発生メカニズムと日常生活におけるアンコントローラブルな情動・行動との関連に関心を向けています。

また、現実的な課題として、生徒指導や進路指導（学級指導、個別指導、就職指導）のあり方や、社会的階層と学習機会の不平等など、“社会化”という大きな枠組みの中で顕在化する諸問題についても研究を進めています。

受験生へのメッセージ

小さい頃に「空はなぜ青いの？」と、疑問を抱いたように、日常生活の中に存在する“すべての当たり前”を「なぜ？」と問う姿勢が大事です。「なぜ？」の多さは「学びのチャンス」の多さです。４年間、色々なことにチャレンジしましょう。

略歴

新潟県立高校、拓殖大学、放送大学等の非常勤講師を経た後、平成19年より環太平洋大学専任講師として大学づくりに携わる。平成26年より岡山理科大学教育学部設置準備室にて学部立ち上げに尽力。その他、赤磐市教育環境整備審議会委員、備前市男女共同参画推進審議会委員等を務める。平成28年4月より、教育学部初等教育学科准教授。令和2年4月より教授、初等教育学科長。専門社会調査士。

E-Mail

matsuokaous.ac.jp