講師
学校教育における教科「家庭科」は、自分と衣生活、食生活、住生活、消費生活、家族などとの関わりを通して、現在および将来、家庭生活を営む力を育成することを目標にしてきました。家庭科の学習では、自分自身のこれまでの成長を振り返ったり、日々の家庭生活から課題を見つけ、それを解決していく方法を考えたりします。家庭科は、私たちの日常生活に深く関わってくる教科であり、また他の教科とのつながりもある教科です。このような本質をふまえた家庭科のあり方を探求するとともに、子どもたちがわくわくする授業、なるほどと納得できる授業の開発に取り組んでいます。
家庭科はよく「実技教科」と言われますが、正確には「実習を伴う教科」であり、家庭生活を営むために必要な知識や技術を「実習を通して」学ぶ教科です。家庭科がきちんと教えられる教師をめざして、ともに学び続けていきましょう。
岡山大学教育学部付属中学校講師、大阪市立中学校教諭、大阪市指導主事(家庭科)等を務める。
平成29年4月より岡山理科大学教育学部初等教育学科専任講師。
haradaous.ac.jp